プロフィールの表示範囲、アカウントの検索、メッセージリクエストは別々の制御です。三つとも確認しましょう。
プロフィール写真、名前、ユーザー名は、メッセージアプリのアカウントと、あなたの生活のほかの側面を結び付ける手掛かりになることがあります。ただし、知らない人に何が見えるかは、どのアプリでも同じではありません。プロフィールの共有を制限するサービスも、プロフィールデータを暗号化するサービスも、公開プロフィールを提供するサービスもあります。メッセージがエンドツーエンド暗号化されているというだけでは、この問いには答えられません。
役立つ確認には、具体的な問いが必要です。まだ連絡先になっていない人に何が見え、それはいつ変わるのか。このガイドでは、プロフィールの表示範囲、アカウントの検索、メッセージリクエストを分けて、それぞれをテストできるようにします。
役割の異なる三つのプライバシー制御
| 制御 | 答えられる問い | 保証しないこと |
|---|---|---|
| プロフィールの表示範囲 | 誰が自分の名前、写真、自己紹介を見られるか | 誰も自分のアカウントを見つけられないこと |
| アカウントの検索 | 電話番号やユーザー名を使って自分に連絡できるか | 承認済みの相手が自分のプロフィールをコピーできないこと |
| メッセージリクエスト | どの見知らぬ送信者が自分に連絡できるか | リクエストを拒否すれば、すでに表示された情報が消えること |
受信箱を連絡先からのメッセージだけに制限しても、写真まで連絡先だけに見えるとは限りません。実際の設定を確認し、可能なら、連絡先として保存していない信頼できる別のアカウントから、自分のアカウントを見てみましょう。
プロフィールの詳細から分かること
本人だと分かる写真は、異なるサービス上のアカウントを結び付けることがあります。使い回したユーザー名は、以前の掲示板のプロフィールと現在のプロフィールを関連付けやすくすることがあります。自己紹介から、勤務先、住んでいる地域、日々の行動が分かるかもしれません。これらは可能性であり、どんな知らない人でもあなたを特定できるという証拠ではありません。
必要な相手に自分だと分かってもらえる範囲で、個人を特定し得る情報はできるだけ少なくしましょう。例えば、仕事用アカウントにはフルネームが必要でも、公開の趣味グループには家族写真や居住都市が必要とは限りません。慎重に扱うべきアカウント固有のユーザー名を、無関係な公開コミュニティで使い回すのは避けましょう。
メッセージアプリの脅威モデルガイドは、どのような情報の露出が自分にとって重要かを判断する助けになります。大規模なグループに参加したり、招待リンクを公開したりする前には、特にプロフィールのプライバシーを確認する価値があります。
Signalの例から分かる、一律の説明が誤解を招く理由
Signalの電話番号とユーザー名に関する文書では、誰が番号を見られるかと、誰が番号でアカウントを見つけられるかを区別しています。また、Signalには検索可能なユーザー名の一覧はありません。連絡を始めるには、正確なユーザー名を知っている必要があります。
ユーザー名を使って初めて連絡する場合、そのユーザー名を知っているというだけで、受信者のプロフィールが送信者に自動的に表示されるわけではありません。メッセージリクエストを承認すると、共有される情報が変わります。既存の会話では動作が異なることがあるため、識別子の変更を、それまでのすべてのやり取りとの関連を断つ方法だと考えるべきではありません。
これらはSignal固有の動作であり、すべてのメッセージアプリが必ず備えている設定ではありません。存在しないかもしれないスイッチをオフにするという一般的な手順に従うのではなく、使用しているアプリの最新の文書を確認してください。
プロフィールのプライバシーを実際に確認する手順
- 写真と自己紹介を見直す。知らないグループメンバーに保存されたくない情報を削除しましょう。抽象的なアバターは選択肢の一つであり、必須ではありません。
- 表示範囲とアカウントの検索を分ける。電話番号の表示、番号によるアカウントの検索、ユーザー名を使ったアカウントの見つけやすさ、プロフィール写真を見せる相手に関する制御を探しましょう。
- メッセージリクエストの動作を確認する。承認前に送信者に何が見えるか、共通のグループがあると結果が変わるかを確認しましょう。
- 同意を得てテストする。まだ連絡先になっていない信頼できる人に、何が見えるかの確認をお願いしましょう。自分の識別子を公開のテストグループに投稿してはいけません。
- グループでの情報の露出を確認する。個人の詳細を共有する前に、メンバー一覧と招待設定を見直しましょう。暗号化されたグループにも、メンバーが共有した内容を読んだりコピーしたりできる人はいます。
- 重要な変更の後に再確認する。アプリの新しいバージョン、公開グループ、ユーザー名の変更によって、実際の情報の露出は変わることがあります。
関わりたくない相手がすでに番号を知っていたり、写真を保存していたりする場合、設定でその情報を忘れさせることはできません。ブロックは今後のやり取りを制限できる場合がありますが、相手の記録を遠隔で削除するものではありません。
暗号化はプロフィール情報を守るのか
サービスによっては守れます。プロフィールデータは決して暗号化できない、と言うのは誤りです。重要なのは、どの項目が暗号化され、どの関係者がその鍵を受け取り、どの受信者に閲覧が認められているかです。写真を見ることを許可された人は、その写真を保存できる可能性があります。
Livaraについては、公開されているセキュリティ上の境界と、インストールしているバージョンで実際に利用できる制御を確認してください。チャット内容の暗号化に関する文書は、特定のプロフィール表示や連絡先検索の機能が存在する証拠にはなりません。このガイドは、Livaraがプライバシーを保護するアドレス帳照合機能や、上記のすべての制御を提供しているとは主張していません。
よくある質問
ユーザー名を使えば匿名になる?
いいえ。電話番号を明かさずに連絡できる場合はありますが、名前、写真、共通のグループ、投稿した情報から、アカウントと本人が結び付くことはあります。同じユーザー名の使い回しによって、複数のアカウントが関連付けられやすくなることもあります。
リクエストを承認する前に、知らない人に写真が見える?
アプリ、相手が連絡してきた方法、過去の会話、自分の設定によって異なります。すべてのメッセージアプリが同じ項目を見せると思い込まず、そのアプリ固有のルールを確認しましょう。
プロフィール写真は削除すべき?
情報の露出が自分の必要とする使い方に合わない場合に限ります。本人だと分かる画像は、知っている連絡先の間では役立つことがあります。大規模なコミュニティや公開コミュニティで使うアカウントには、個人を特定しにくい画像のほうが合うかもしれません。
メッセージリクエストのフィルターだけで十分?
フィルターは、相手からの連絡を制御する助けになります。プロフィールの表示範囲とアカウントの検索は別々に確認し、別の情報源となる最終オンライン時刻や入力中の表示も見直しましょう。



